⑥下鴨エリア 山背原野の面影を今に伝える太古の森


■田中神社 〜孔雀と大イチョウが印象的〜

田中神社(たなかじんじゃ)由緒沿革

 

御祭神 大国主命(おおくにぬしのみこと)摂社・末社五座を祀る

御神徳 縁結び・厄除・開運・産業開発・治病・長寿

 

創建は詳らかでないが、『日本三代実録』中、貞観5年(863)5月22日条にある田中社とは当社であるといわれ、歴史古き社であります。

本殿及び拝殿の沿革は賀茂御祖神社の式年遷宮の折に拝領されたものと伝わり、寛永5年(1628)比良木社(ひらきしゃ)の旧殿を拝領の折には、賀茂社に青銅(銅貨)を本殿分十貫文、拝殿分壱貫文それぞれ奉納したと記録されています。《賀茂神社『鳥邑縣纂書』》

応仁・文明の乱に際し神社を中心に〔田中構(たなかかまえ)〕が築かれるが文明6年(1474)8月1日に西軍の攻勢で炎上。天文法華の乱にも法華衆の攻勢で神社、村は大きく被災し、たび重なる災いに文書類は消失しました。

末社、玉柳稲荷神社は明治12年、氏子の希求により談合の森(現在の叡山電鉄茶山駅周辺)より移された霊験あらたかにして、氏子の信仰篤い社であります。

又、鴨氏族・田中氏が祝(ハフリ=神に仕える人)を勤め奉っていた神社を囲む地域を〔田中〕と称し、田中姓の祖といわれています。

 

摂社

・稲田姫神社 「稲田姫大神」縁結び・夫婦和合・五穀豊穣

・事代主神社 「事代主大神」商売繁盛・事業繁栄・開運

・倉稲魂神社 「倉稲魂大神」五穀豊穣・商売繁盛

・猿田彦神社 「猿田彦大神」交通安全・旅安全

末社

・玉柳稲荷神社「稲荷大神」五穀豊穣・商売繁盛・治病・家内安全

 

11日    歳旦祭  

21日    とんと祭                                               

旧暦の午の日 初午祭 [玉柳稲荷神社]                  

217日    祈年祭  

630日    大 祓  

10月第3 日曜日 氏子大祭 (前日氏子大祭宵宮祭)

1023日     例 祭  

1123日     新嘗祭  

1128日     お火焚祭 [玉柳稲荷神社]

※月次祭 毎月1日・15日 10時斎行    

住所 左京区田中樋ノ口町1
電話番号  075-781-9274 
開門時間  境内自由 
料金  拝観自由 

駐車場 

あり 
アクセス  叡山電車 元田中駅から徒歩3分 
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